地べたに座っても痛くない

ということを今日発見した。

日がな一日PCをいじりながら座り続けているので、2週間に1回位お尻が痛くなって何も出来なくなる。痛くなるというかヒリヒリする。良さそうな座布団を買ってみたり、座椅子を変えてみたり、立ってPCを扱えるようにしてみたり、寝っ転がりながら作業してみたり…と色々手を変え品を変えどうにかやり過ごしていた。けどやっぱり最終的には座るのが一番集中できてやりやすいので、元通りになる。今は座布団を二枚重ねにしてみている。

それでもやっぱり痛くなる。けど1日2日何か別の方法を試してから元通りに座るようになると、不思議と痛みが消えてたりする。別に座布団がヘタったりしてるわけでもない。何で痛くなくなるのかはよく分からない。疲労がおしりにピンポイントで出ているのか?多分そうではなくて、普段はお尻の筋肉を緊張させているからあまり痛まないけど、疲れてる時は筋肉を緊張させるパワーもないから痛みがダイレクトに体に伝わりやすいんじゃないかと思っている。

今日も痛くなってどうしようかと考えてみた。で、地べたにそのまま座るのが今のところ一番落ち着いて痛くならないことを発見した。座布団に座っているときは10分くらいで限界が来るのに、畳の上にそのまま座ると1時間以上そのままでもいられる。何のために座椅子や座布団を買い換えたりしたのか…。灯台下暗しと言う言葉はこういう時のためにある言葉なのかもしれない。いや、こんな言葉で表せる間抜けな状況なんぞに陥りたくはないので、出来る限り使いたくはないのだけど。

何故なんだろうかと考えてみるけど、よく分からない。先の推測はあまり正しくないのだろうか。疲労度によって痛みが変わるなら、座布団があったほうが痛みはやわらぎそうなものだけれど。

これもまた色々考えてみたけど、座布団に座っているときと畳にそのまま座っている時では使う筋肉というか体へのダメージの与え方というか与える部分が違ってくるのかと思った。ずっと同じ姿勢でいると体に良くないみたいな理屈の延長で、同じような姿勢で同じもの(この場合は座布団)に体を預けていたら、それに筋肉や諸々が最適化されすぎてダメージがその部分にだけ蓄積してしまうんじゃないか。働いてた時、何万もするような結構いい椅子を使わせてもらっていたのだけど、それでもやっぱり同じような現象は起きていて、そういう時はノートPCだけ持ちだして会社の会議室の椅子とか非常階段に座りながら作業していた。座布団だろうがいい椅子だろうが、ダメージを吸収してくれるものがあるのは良いのだけれど、それでも遅かれ早かれ限界は来るし、その度に別の方法でやり過ごさなきゃならない。どれだけ信頼できる何かに頼って身を預けていても、いつかは不和が必ず発生して、それは別の手段でその不和を解消しなきゃならない、というのは別にお尻にだけ言えることじゃないじゃないかな、とか思った。非常時は意外と「地べた」でも大丈夫だったりするのかもしれない。